展開 グローバル・スタディ科目群 エリアA
文化情報研究Ⅰ
Study of Culture and Information Science Ⅰ(AG232)
配当年次 3年次 単位 2 開講学期 春学期
履修条件   授業形態  
能力要素(メイン) 情報収集力・分析力 能力要素(サブ) 創造力・企画力 その他  
使用する言語 日本語(100%) ナンバリング AG232
到達目標 文化の構築状況の研究をもとに、「文化商品」開発についての方法を修得する。
ササキ シンイチ
佐々木 伸一
Shinichi SASAKI
       
講義題目
現在の日本を把握する方法・続編
授業内容・計画
採集狩猟民のような伝統的社会での暮らし方は、ほぼ型にはまりしかも変化に乏しく、それに関する情報は限られるため、そこに一定の生活の形、WAY of LIFE を見出すことはさほど難しくなく、それを彼らの文化と称して1冊のエスノグラフィで表現できた。しかし、現在の日本のような多様性と変化の世界では、それを同じように行うことは情報総量が桁違いであるため困難であった。このため日本文化というと伝承的なものや、日本人の精神といった限られた情報から、意義を見出そうとしたと言えよう。
この授業では、多量の情報をどのように処理するかの形の一つを提示できればと考える。それによって、今の日本の事情=多様な文化のありかたを統合的に把握できる入り口となる方法を会得してほしい。
[主な予定項目]
第1週 文化を情報としてとらえると
第2週 全体としてのこの半世紀くらいの日本の変化
第3週 マッチング1
第4週 マッチング2
第5週 農業関連1
第6週 農業関連2
第7週 販売1
第8週 販売2
第9週 販売3
第10週 中間のとりまとめ
第11週 運輸1
第12週 運輸2
第13週 デザイン1
第14週 デザイン2
第15週 リゾート
授業についての留意点
この授業では、動画シーンからキーワードとモデルあるいはパターンを読み取り、それを各自が記憶として蓄積していくこと目指す。この蓄積こそが最も重要であり、そのため、授業での解説も参考にしながら、それをまとめて翌週に提出することを求めたい。
なお各週の予定項目については、状況の変化からトピックを変更していく可能性がある。また、この授業は当時2限目の情報文化論の続きとして、事例の提供他を行うので、双方の履修をお願いしたい。大量の情報を提示するためである。
評価基準
授業への取り組み 100%
 
教科書
(1) 授業中に指示する     
参考文献
(1) 授業中に指示する    
評価方法
平常試験(小テスト・オーラルテスト・リポート等)


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