展開 グローバル・スタディ科目群 エリアA
英語学概論
Introduction to English Linguistics(AA111)
配当年次 2年次 単位 2 開講学期 春・秋学期
履修条件   授業形態  
能力要素(メイン) 思考力・判断力 能力要素(サブ) コミュニケーション力 その他  
使用する言語 日本語(70%), 英語(30%) ナンバリング AA111
到達目標 音声、語句、文、意味といった面での英語の基本的な構造とその用法や、英語の歴史的発展、社会とのつながりについて理解し、またその知識を英語の学習やより専門的な分野での考察に利用できる。
教育職員免許状取得のための必修科目
科目 教科に関する科目(英語学)
クラタ マコト
倉田 誠
Makoto KURATA
       
講義題目
説明能力と運用能力を視野に入れた英語学概論
授業内容・計画
一般的に英語学で扱う言語現象は、難解であり机上の空論と思われ、多くの英語学習者は避けて通りたいと考えるようです。しかし、実際には英語学で扱う多くの現象は、英語を母語としない英語学習者がバランスのとれた英語力を身につけるためには極めて有益な演繹的手段になります。教師を目指す学生にとっては必要不可欠な知識といえます。
 本授業では、指定教科書と補助プリントを使いながら、英語学の様々な分野を駆け足で紹介していきます。また実践的でないとされる英語学の現象の多くは、実は映画、テレビ、Youtube、小説、新聞、歌詞、CM、キャッチコピー等にも現れることを確認し、その実践性と汎用性を知ることにも少なからず時間を割きたいと思います。様々なメディアのデータを使い、当該現象の実践性と汎用性を強調した授業を展開します。(受講登録の際には、下記の「授業についての留意点」を熟読してください)
[主な予定項目]
第1週 オリエンテーション:英語学への導入
第2週 音声学 (1)
第3週 音声学 (2)
第4週 語法研究 (1)
第5週 語法研究 (2)
第6週 音韻論 (1)
第7週 音韻論 (2)
第8週 形態論 (1)
第9週 形態論 (2)
第10週 統語論 (1)
第11週 統語論 (2)
第12週 意味論 (1)
第13週 意味論 (2)
第14週 語用論と社会言語学
第15週 認知言語学
授業についての留意点
1.英語学の基本的理論を理解する努力してください。
2.英語学の理論を英語学習に応用してください。
3.英語学で扱う現象の一端を種々のメディアで観察し、実証的に体得してください。
4.授業の予定項目の内容や順番や配分は担当者により、多少の差があります。質問がある際は担当者に直接尋ねてください。

★注★ 原則として、英米語学科の学生は春学期での履修を勧めます。一方、英米語学科以外の学生や科目等履修生は秋学期での履修を望ましく思います。
評価基準
授業への取り組み 30%
試験 70%
1. 毎回の授業から5~7問くらいが定期試験に出題されるので、皆勤することが望まれる。
教科書
(1) 『映画で学ぶ英語学』  倉田 誠 編著  (くろしお出版)  2,000円
参考文献
(1) 授業中に指示する    
評価方法
定期試験


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