展開 キャリア・スタディ科目群

宇宙の科学

Space Science(CA122)
配当年次 2年次 単位 2 開講学期 春学期
履修条件   授業形態  
能力要素(メイン) 思考力・判断力
[DP①]
能力要素(サブ) 情報収集力・分析力 その他  
使用する言語 日本語(100%) ナンバリング CA122
到達目標 宇宙、とくに人間の生活圏となっている地球の生成・構造についての研究成果を知ることにより、宇宙に対する科学的な見方を深める。

タマイ マサト
玉井 雅人
Masato TAMAI

 

 

 

 

授業内容・計画

宇宙の中で、地球環境がどのように機能しているのかを、講義する。
前半では「固体地球の性質(地球内部構造や大地の動きなど)」、後半では「地球大気の性質・地球環境の歴史」について、取り上げる予定である。

[到達目標]
1.地球内部の構造と大地の動きについて理解し、それに基づいて,地殻変動現象(地震・火山活動・造山運動)のしくみを説明できる。
2.大気と太陽エネルギーの性質について理解し、それに関連した地球環境問題(オゾン層の破壊・地球温暖化)を考えるための科学的基礎を養う。
3.地球形成時と現在の地球環境の比較を通じて、大気の進化と生命との関係性を概観できる。

[主な予定項目]

第1週 ガイダンス/地球環境の概観
第2週 地球内部の構造1(地球内部の大構造)
第3週 地球内部の構造2(アイソスタシー)
第4週 大陸移動説
第5週 海洋底拡大説
第6週 プレートテクトニクス1(プレートテクトニクスの概念)
第7週 プレートテクトニクス2(地殻変動現象(地震・火山活動・造山運動)のしくみ)
第8週 プレートテクトニクス3(日本列島)
第9週 地球大気と太陽エネルギー
第10週 大気による紫外線の吸収
第11週 地球の熱収支と温室効果
第12週 地球形成と原始地球環境
第13週 大気の進化と生命1(酸素の発生)
第14週 大気の進化と生命2(二酸化炭素の固定)
第15週 確認テスト(60分)/解説とまとめ(30分)

授業についての留意点

授業中は、授業に集中し、講義の内容をその場で理解するように努めること。

授業外の学習(自学自習)についての留意点

授業後(次回授業まで)には、ノートや資料プリントを見直して、理解を確認しておくこと。

評価基準

授業への取り組み 20%
試験 80%

「授業への取り組み」として、随時、授業のまとめや感想を提出してもらう予定である。
「試験(確認テスト)」では、授業内容全般についての理解度を問う。

教科書

なし

参考文献

(1) 『地震・プレート・陸と海-地学入門-』 深尾良夫 著  (岩波書店) 
(2) 『新版 地球進化論』 松井孝典 著  (岩波書店) 

評価方法

平常試験(小テスト・オーラルテスト・リポート等)

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